使用説明書RICOH IM C300/C300F

アドレス帳をバックアップ/リストアする

万一のデータ消失に備えて、アドレス帳のバックアップデータをパソコンに保存し、復元できるようにします。

アドレス帳のバックアップ/リストアは、Web Image Monitorを使用します。

重要

  • 管理者認証を設定しているときは、ユーザー管理者の権限を持ったアカウントで操作する必要があります。

  • 情報漏えいを防ぐため、アドレス帳データは暗号化してバックアップしてください。

  • アドレス帳をリストアすると、バックアップ後に登録/変更した内容があっても、バックアップした時点の内容に上書きされます。

  • アドレス帳をリストアすると、アドレス帳を使用して登録した以下の情報は初期化されます。

機能

項目

スキャナー

宛先を使用したプログラム

ファクス

送信結果メールの通知先

送信文書の送信者

Fコードボックス設定 Fコード親展ボックスの配信先

Fコードボックス設定 Fコード中継ボックスの中継先

受信文書設定 メモリー転送先

受信文書設定 蓄積通知先

特定相手先設定のメモリー転送先

フォルダー転送結果メール通知の通知先

蓄積受信文書ユーザー設定

バックアップ送信設定の送信先

ドキュメントボックス

蓄積文書のアクセス権

操作部でアドレス帳をバックアップ/リストアする

1操作部左側面にあるメディアスロットに、SDカードを差し込む。

本体のイラスト

2ホーム画面で[アドレス帳]を押す。

本体画面のイラスト

3アドレス帳画面で[管理]を押す。

4[アドレス帳のバックアップ/リストア]を押し、アドレス帳をバックアップ/リストアする。

バックアップする

  • [バックアップ]を押すとバックアップファイルが保存されます。

  • アドレス帳データを暗号化するときは以下の手順で操作します。

    1. 「暗号鍵」で[指定する]を押す。

    2. 半角英数字32文字以内で暗号鍵を入力する。

    3. [バックアップ開始]を押す。

リストアする

  • [リストア]を押すとリストアが開始されます。

  • 暗号化したアドレス帳データをリストアするときは、バックアップのときに入力した暗号鍵を入力し、[リストア開始]を押します。

5バックアップ/リストアが終わったら、[OK]を押す。

Web Image Monitorでアドレス帳をバックアップ/リストアする

1Webブラウザーを起動する。

2Webブラウザーのアドレスバーに「http://(本機のIP アドレス)または(ホスト名)/」と入力する。

3Web Image Monitorのトップページで、[ログイン]をクリックする。

Web ブラウザ画面のイラスト

4管理者のログインユーザー名とパスワードを入力し、[ログイン]をクリックする。

5[機器の管理]メニューで[アドレス帳]をクリックする。

Web ブラウザ画面のイラスト

6「アドレス一覧」画面で[メンテナンス]をクリックする。

Web ブラウザ画面のイラスト

7アドレス帳データをバックアップ/リストアする。

Web ブラウザ画面のイラスト

バックアップする

  • [バックアップ]をクリックし、アドレス帳データの保存場所を指定すると、「機器の名前_addr.udf」ファイルが保存されます。

  • アドレス帳データを暗号化するときは、半角英数字32文字以内で暗号鍵を入力し、[バックアップ]をクリックします。ここで入力した暗号鍵はリストア時にも入力するため、忘れないようにしてください。

リストアする

  • [リストア設定]をクリックし、バックアップしたアドレス帳データを指定すると、リストアが開始されます。

  • 暗号化したアドレス帳データをリストアするときは、バックアップのときに入力した暗号鍵を入力し、[リストア設定]をクリックします。

8バックアップ/リストアが終わったら、[ログアウト]をクリックし、Web Image Monitorを終了する。