使用説明書RICOH IM C300/C300F

ファクスの誤送信を防止する

宛先の指定ミスをなくすために、ファクスの送信前に宛先の確認を促す画面を表示したり、同報送信を制限したりできます。送信先の機器を当社機器に限定することもできます(ID送信)。

誤送信防止機能の概要

確認画面を表示する/同報送信を制限する

  • 宛先を繰り返し入力しないと送信されないようにする(宛先繰り返し入力)

    相手先のファクス番号を直接入力したとき、確認のため番号を再入力します。始めに入力した番号と再入力した番号が一致しないと、文書は送信されません。

    IP-ファクス宛先に送信するときは、この機能は使用できません。

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  • [スタート]を押したあとに宛先確認画面を表示する(送信前宛先再表示)

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    オンフックダイヤルとマニュアルダイヤルでは、この機能は使用できません。

  • 宛先の追加時に確認メッセージを表示する(複数宛先選択時確認表示)

    誤って宛先が追加されないように、新しく宛先を追加する前に確認のメッセージが表示されます。

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  • 同報送信を禁止する(同報送信禁止)

    誤って宛先が追加されないように、1つの文書に指定できる宛先を1件だけに制限します。グループ宛先は指定できません。

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送信先を当社機器に限定する

本機に登録したIDと一致するリコー製のファクスだけに送信します。

インターネットファクス宛先に送信するときは、この機能は使用できません。

確認画面を表示する/同報送信を制限する

それぞれの機能は[ファクス設定][送信設定][誤送信防止設定]で設定します。

1ホーム画面で[設定]を押す。

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2設定画面で[ファクス設定]を押す。

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3[送信設定][誤送信防止設定]と押し、誤送信防止設定画面を表示する。

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4使用する誤送信防止設定を有効にする。

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  • 送信前宛先再表示:[スタート]を押したあとに宛先確認画面を表示します。

  • 宛先繰り返し入力:宛先を繰り返し入力しないと送信されないようにします。

  • 同報送信:同報送信を禁止します。

  • 複数宛先選択時確認表示:宛先の追加時に確認メッセージを表示します。

5[OK]を押す。

6設定が終わったら、[ホーム])を押す。

送信先を当社機器に限定する

[ファクス設定][ID送受信用ID登録]で4桁のIDを登録し、[ID送信]を設定してファクスを送信します。

ID送受信用IDを登録する

1ホーム画面で[設定]を押す。

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2設定画面で[ファクス設定]を押す。

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3[導入時詳細設定][ID送受信用ID登録]と押す。

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4[登録する]を選択し、IDを入力する。

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5[OK]を押す。

6設定が終わったら、[ホーム])を押す。

ID送信を指定してファクスを送信する

1ホーム画面で[ファクス]を押す。

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2ファクス画面で[ファクス]を選択する。

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3自動原稿送り装置(ADF)または原稿ガラスに原稿をセットする。

ファクス原稿をセットする

4[送信設定][ID送信]を押す。

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5読み取り条件を設定する。

原稿に合った画質でファクス送信する

6宛先を指定し、[スタート]を押す。