SMBプロトコルによるデータ送信のセキュリティー強化
SMBプロトコルによるデータ送信で、以下の機能が使用できるようになりました。
機能 | バージョン2.0まで | バージョン2.1 |
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SMBv3機能拡張の設定 | 不可 | 可 |
認証レベルの設定 | 不可 |
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データ送信先で可能な暗号化の単位 | フォルダーごと |
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SMBバージョン |
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フォルダー検索の中断 | 不可 | 可 |
SMBv3拡張機能の設定
あらかじめ、[SMB]の[SMBv2/SMBv3]を有効にしてください。
認証レベルの設定、サーバー単位で暗号化された宛先へのデータ送信、SMBv3.0.2、SMBv3.1.1を有効にするには、[SMBv3機能拡張]を[有効]にします。
操作部の[設定][システム設定][ネットワーク/インターフェース][SMB][SMBクライアント詳細設定][SMBv3機能拡張]で設定します。
設定を変更したら本機を再起動してください。
工場出荷時の設定では、[SMBv3拡張機能]は無効になっています。
[SMBv3機能拡張]で[有効]を選択した後に[SMBv2/SMBv3]で[無効]を選択すると、SMBv3拡張機能は無効になります。このとき、[SMBv3機能拡張]の表示は[有効]のままになります。
RICOH IM 6000/5000/4000/3500/2500シリーズは[SMBv3機能拡張]が表示されません。搭載されているRICOH Always Current Technologyのバージョンに関わらず、以下で説明している機能に対応しています。
認証レベルの設定
Web Image Monitorの[ネットワーク][SMB][詳細設定][認証レベル]で設定します。
[認証レベル]を[レベル4:Kerberos 認証]に設定したときは、コンピューター名が半角15 文字以内の、ドメインに参加しているパソコンにだけ送信できます。
データ送信先で可能な暗号化の単位
サーバー単位で暗号化されている宛先にもフォルダー送信できるようになりました。
SMBバージョン
Windows認証とデータ送信でSMBv3.0.2、SMBv3.1.1を使用できるようになりました。
フォルダー検索と接続テストの中断
フォルダー送信時やアドレス帳登録時、送信先フォルダーのネットワーク検索と接続テストを中断できるようになりました。