スキャンした原稿を本機に蓄積してURLをメール送信する
読み取った文書を本機に蓄積し、そのURLを記載したメールを送信します(URLリンク)。メールに記載されたURLをクリックすると文書をダウンロードできます。
メールへのファイル添付が制限されている環境でも、メールソフトを通じてファイルを取得できます。
大勢に文書を配布するときや原稿の枚数が多いときでも、メールサーバーの容量を圧迫しません。
蓄積文書は、文書ごとにパスワードを設定できます。パスワードの設定がない文書は、同じLAN内でWeb Image Monitorなどを使用してアクセスできます。蓄積文書にはパスワードを設定するなど、不正なアクセスを防止する手段の検討を推奨します。
万一、本体の内部ストレージに不具合が発生したとき、記録保存したデータが消失することがあります。内部ストレージを重要なデータの記録保存には使用しないことをお勧めします。お客さまのデータの消失による損害につきましては、当社は一切その責任を負えませんので、あらかじめご了承ください。
この機能を使用して送信したデータは、Web Image Monitorからダウンロードできません。
あらかじめ[スキャナー設定][送信設定][メール設定(URLリンク)][URLリンクから文書を直接ダウンロード]を[する]に設定してください。
操作部から機器管理者としてログインする。
カスタム権限管理者が登録されているときは、スキャナー設定の権限を持つカスタム権限管理者でもログインできます。ホーム画面で[設定]を押す。
[スキャナー設定]を押す。
[送信設定][メール設定(URLリンク)][文書送信方法]と押し、文書送信方法の設定画面を表示する。
送信方法を選択する。
メールに添付:メールに画像データを添付します。
URLリンク添付:常にURLリンクで送信します。
自動判別:添付文書を含めたメールサイズが44,300KBを超えると、自動的にURLリンクで送信します。[スキャナー設定][送信設定][メール設定(サイズ)][送信メールサイズ制限]でURLリンクに切り替えるメールサイズの上限を変更できます。
- ユーザーによる設定:文書をURLリンクで送信するか、メール添付するか、自動判定を使用するかを、メール送信するたびに指定します。
[OK]を押す。
設定が終わったら、[ホーム]()を押す。
[自動判別]を選択しているとき、[ファイル形式]でPDFの暗号化やデジタル署名PDFを指定すると、ファイルサイズがURLリンクに切り換えるメールサイズの上限を超えていても、メール添付で送信されます。
[スキャナー設定][送信設定][メール設定(URLリンク)][文書送信方法]が[ユーザーによる設定]に設定されているときは、メール送信するときに送信方法を選択します。
メールソフトによっては、メールを受信したときにフィッシングの警告が出ることがあります。回避についてはメールソフトのヘルプを参照のうえ、送信者を警告対象外に設定してください。
ホーム画面で[スキャナー]を押す。
スキャナー画面で[スキャナー(メール送信)]を選択する。
原稿をセットする。
スキャン原稿をセットするスキャナー画面で[送信設定]を押す。
[送信者]を押し、送信者を指定する。
ログインして本機を使用しているときは、ログインしているユーザーが送信者になります。
原稿をスキャンしてメールで送信する[文書送信方法]を押し、[URLリンク]を選択する。
スキャンした文書の用途に合わせて読み取りの設定をする。
原稿に合った画質や濃度でスキャンする
ファイル形式やファイル名を指定してスキャンするスキャナー画面で宛先を指定し、[スタート]を押す。
[文書送信方法]が[自動判別]に設定されているときは、設定内容に従って自動的にURLリンクかメール添付で送信されます。
本機に蓄積された文書は、24時間経過すると自動的に削除されます。URLリンク先のファイルの保管時間は、[スキャナー設定][送信設定][メール設定(URLリンク)][URL送信文書保持時間]で設定できます。
送信設定(スキャナー設定)URLリンクで送信するときは、文書のファイル形式として暗号化や署名を設定したPDFファイルを指定できません。