Ridoc IO NaviでIPPを使用する場合は、次の点に注意して使用してください。
ネットワークプリンターが受け付けるRidoc IO Naviからの印刷ジョブは、1件のみです。ネットワークプリンターが印刷中のとき、他のユーザーがRidoc IO Naviを使用して続けて接続しようとしても、先に行っている印刷が完了するまでは接続できません。この場合、後から接続しようとしたユーザーのRidoc IO Naviは、リトライ設定時間経過ごとに接続を試みます。
Ridoc IO Naviがネットワークプリンターに接続できずにタイムアウトになると、印刷ジョブが一時停止されます。この場合、プリンターウィンドウで一時停止を解除する必要があります。このとき、ネットワークプリンターに接続し直されます。印刷ジョブは、プリンターウィンドウで取り消すことができますが、ネットワークプリンターが印刷を開始してから印刷ジョブを取り消すと、この次にプリンターに接続したユーザーの印刷ジョブが正しく印刷できなくなる場合があります。
Ridoc IO Naviからの印刷ジョブが途切れて印刷できなくなってネットワークプリンターにより印刷ジョブが取り消された場合は、印刷の操作をもう一度やり直す必要があります。
他のパソコンから出された印刷ジョブは、プロトコルにかかわらず、プリンターのアイコンをダブルクリックして開くウィンドウに表示されません。
複数のユーザーがRidoc IO Naviを使用して印刷しようとした場合、ネットワークプリンターに接続しようとした順に印刷が始まらない場合があります。
IPPの印刷ポート名にIPアドレスは使用できません。Ridoc IO Naviがポート名としてIPアドレスを使用するため、ポートの競合が発生します。