登録例2:受信ファクスを確認する
複合機で受信したファクス文書の内容を、外出先から確認するときの設定例を説明します。

フォルダーの準備
個人フォルダーの“1.ファイル”フォルダーの下に、“ファクスPDF”という名前のフォルダーを作成します。
個人フォルダーを開くには、e-Sharingサービス : Stationのトップ画面で[個人フォルダーを開く]をクリックします。
入力する項目
「フォルダー宛先」画面、「メール宛先」画面、「ワークフロー設定」画面で必要な項目を入力します。入力が終了したら[適用]を押してください。
項目 | 入力する値 |
|---|---|
複合機が受信したファクスを転送するフォルダー | ファクス転送 |
変換したファイルが格納されるフォルダー | ファクスPDF |
変換終了の通知を送信するアドレス | abc@example.co.jp |
フォルダー宛先名 | 受信ファクス |
メール宛先名 | 連絡用アドレス |
「フォルダー宛先」画面で入力する項目

「フォルダー宛先の名前を指定してください」に“受信ファクス”と入力します。
「フォルダーの種類」で「個人フォルダー」を選択します。
「フォルダーのパス」で「ファクスPDF」フォルダーを選択します。
「メール宛先」画面で入力する項目

「メール宛先の名前を指定してください」に、“連絡用アドレス”と入力します。
「メールアドレスを指定してください」に、“abc@example.co.jp”と入力します。
このあて先を他のユーザーに公開するときは、「公開する」をチェックします。
「ワークフロー設定」画面で入力する項目

「ワークフローの名前を指定してください」に、“ファクス転送”と入力します。
「ワークフローで実行する処理を選択してください」で、「ファクスを受信して保存」を選択します。
「処理結果の保存先を指定してください」の「登録済みのフォルダー宛先から選ぶ」から、「受信ファクス」を選択し、[追加]をクリックします。
「完了メールの送信先を指定してください」の「登録済みのメールアドレスから選ぶ」から、「連絡用アドレス」を選択し、[追加]をクリックします。
ワークフローを設定すると、“3.ワークフロー”フォルダーの下に“ファクス転送”フォルダーが作成されます。
ファクス転送の準備
複合機が受信したファクスを、e-Sharingサービス : Stationに転送するように設定します。
転送するファクスの格納先を、“3.ワークフロー”フォルダーの下の“ファクス転送”フォルダーに設定します。
詳しい設定方法は、複合機の使用説明書を参照してください。
ワークフローの実行
複合機がファクスを受信すると、受信したファイルをe-Sharingサービス : Stationの“ファクス転送”フォルダーに転送します。
“ファクス転送”フォルダーにファイルが格納されると、自動的にPDFに変換して“ファクスPDF”フォルダーに格納し、同時にabc@example.co.jp宛に処理完了のメールを送信します。
ファクスの確認方法
外出先でabc@example.co.jp宛のメールを受信できるように設定しておくと、処理完了メールでファクスを受信したことが確認できます。ファクスの内容を確認するには、中継サーバーを経由して“ファクスPDF”フォルダーの文書にアクセスします。
e-Sharingサービス : Stationに直接アクセスできる環境のときは、処理完了メールに記載されているリンクをクリックすると、ファイルが開きます。
