蓄積文書は、文書ごとにパスワードを設定できます。パスワードの設定がない文書は、同じLAN内でRidoc Desk Navigatorなどを使用してアクセスできます。蓄積文書にはパスワードを設定するなど、不正なアクセスを防止する手段の検討を推奨します。
万一、本体のハードディスクに不具合が発生したとき、記録保存したデータが消失することがあります。ハードディスクを重要なデータの記録保存には使用しないことをお勧めします。お客さまのデータの消失による損害につきましては、当社は一切その責任を負えませんので、あらかじめご了承ください。
スキャナー初期画面を表示します。
標準操作部を使用しているとき
操作部左上の[ホーム]キーを押して、ホーム画面の[スキャナー]アイコンを押します。
MultiLink-Panelを使用しているとき
操作部左上の[ホーム]キーを押します。左にフリックし、ホーム画面4の[スキャナー]アイコンを押します。
前の設定が残っていないことを確認します。
前の設定が残っているときは[リセット]キーを押します。
原稿をセットします。
[文書蓄積]を押します。
[本体に蓄積]を押します。
必要に応じて、[ユーザー名]、[文書名]、[パスワード]、[フォルダー選択]などの文書情報を設定します。
ユーザー名
[ユーザー名]を押し、一覧からユーザー名を選択します。アドレス帳に登録されていない名称を直接入力するときは、[登録外文字列]を押して入力します。
指定後、[OK]を押します。
文書名
[文書名]を押し、文書名を入力して[OK]を押します。
パスワード
[パスワード]を押し、パスワードをテンキーで入力して[OK]を押します。確認のためにもう一度パスワードを入力し、[OK]を押します。
ユーザー名、文書名、パスワードを設定しないときは手順8 に進みます。
フォルダー選択
蓄積データを保存するフォルダーを選択します。
[OK]を押します。
必要に応じて[読み取り条件]を押し、解像度や読み取りサイズなどを設定します。
[読み取り条件]での設定内容については、いろいろな読み取りの設定を参照してください。
[スタート]キーを押します。
原稿を複数回に分けて読み取るときは、続けて次の原稿をセットします。
Ridoc Desk Navigatorは、リコーホームページからダウンロードできます。詳しくは、『本機のご利用にあたって』「ダウンロードできるソフトウェア」を参照してください。
蓄積した文書は、指定した時間が経過すると自動的に消去されます。設定、変更のしかたについては、『ネットワークの接続/システム初期設定』「管理者用設定」を参照してください。
スキャナー機能で蓄積した文書は、本機の操作部からは印刷できません。印刷は文書をクライアントコンピューターで保存したあとにしてください。
送信と蓄積を同時にできます。メール送信と蓄積を同時にする、フォルダー送信と蓄積を同時にするを参照してください。
USBメモリー、SDカードへの保存については、基本的な外部メディア保存のしかたを参照してください。
[本体に蓄積送信]を押すと、蓄積と送信を同時にできます。メール送信と蓄積を同時にする、フォルダー送信と蓄積を同時にするを参照してください。
ファイル形式でPDFを選択し、PDFファイル設定で[セキュリティ設定]を選択しているときは、[メディアに蓄積]だけ選択できます。
[プレビュー]を選択しているときは、「本体に蓄積」は選択できません。
読み取りを中止するには[ストップ]キーを押します。ダイアログの表示を確認して、任意のボタンを押してください。
蓄積のあと、設定した文書情報は自動的にリセットされます。蓄積のあとに文書情報を自動的にリセットさせたくないときは、サービス実施店または販売店にお問い合わせください。