本機でG4回線を使用しているとき、ISDNのダイヤルイン番号を使用して、受信したファクス文書を配信します。
ISDNダイヤルイン番号を使用して配信するためには、以下の設定が必要です。
ダイヤルイン契約をして取得した電話番号のうち、配信に使用する電話番号を[ファクス初期設定]の[ISDN-G4回線登録]に登録しておきます。電話番号は「市外局番」「‐(ポーズ)」「電話番号」のように登録します。必ず「市外局番」から登録してください。
[ファクス初期設定]の[Fコードボックス設定]で、親展ボックスまたは中継ボックスを登録します。Fコード(SUB)には、[ファクス初期設定]の[ISDN-G4回線登録]で登録した配信用の電話番号の、「市外局番」「‐(ポーズ)」を除いた電話番号を登録します。また、配信先をアドレス帳から選択して指定します。配信先には、ファクス宛先、IP-ファクス宛先、インターネットファクス宛先、メール宛先およびフォルダー宛先を登録できます。
相手先からダイヤルされた番号が親展ボックスまたは中継ボックスのFコード(SUB)と一致すると、受信文書が配信先に配信されます。
たとえば、相手先からダイヤルされた番号が「03-12345678」で、Fコード(SUB)が「12345678」の親展ボックスが本機に登録されているときは、電話番号「12345678」がFコード(SUB)と一致するので、登録された配信先に受信文書が配信されます。
この機能を使用するときは、サービス実施店に連絡してください。
この機能を使用するために必要なオプションについては、『本機のご利用にあたって』「オプションが必要な機能一覧」を参照してください。
サブアドレスを使用した配信もできます。ダイヤルイン番号、サブアドレスのどちらを使用するかはカスタマーエンジニアが設定します。
ダイヤルされた番号が親展ボックスのFコード(SUB)と一致しても、親展ボックスに配信先が登録されていないと配信されず、親展受信します。
[ISDN-G4回線登録]について詳しくは、導入設定を参照してください。
[Fコードボックス設定]について詳しくは、Fコードボックス設定を参照してください。