同じ原稿を複数の相手先に送信します。
同報送信では異なる宛先種別を同時に指定できます。ファクス宛先、IP-ファクス宛先、インターネットファクス宛先、メール宛先、フォルダー宛先を指定できます。
本機で増設回線を利用しているときは、複数の回線で一斉同報送信ができます。詳しくは、一斉同報送信を参照してください。
同報送信の宛先への送信順
同報送信は、指定した相手先の順に送信されます。正しく送信されなかった相手先には、最後に指定した相手先の次にリダイヤルされます。たとえば相手先としてABCDの4カ所を指定して、AとCへの送信が話し中だったときは、ABCDACの順にダイヤルされます。
どの相手先まで送信できたか、途中経過を「送信待機文書リスト」で確認できます。詳しくは、送信待機文書リストを参照してください。
複数の待機文書の宛先への送信順
複数の相手先に同報送信している途中で次の送信を指定すると、送信中のファイルの未送信宛先と、次のファイルの宛先への送信が交互に実行されます。
たとえば、宛先ABへの同報送信を指定して、宛先Aへの送信中に宛先CDへの同報送信を指定すると、ACBDの順に送信されます。
前のファイルと次のファイルの両方が待機中のときも、同じように交互に送信されます。
誤って複数の相手先を指定してしまうなどの誤操作を防止するために、同報送信を禁止できます。同報送信を禁止しているときに指定できる宛先は1件だけです。グループ宛先は選択できません。同報送信を禁止するときは、サービス実施店に問い合わせてください。
1文書で同報送信できる最大宛先数については、項目別最大値一覧を参照してください。